一般社団法人 沼田利根医師会
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会員向けのお知らせ

2024.06.13

国内でのランサムウェア感染被害の発生に関する注意喚起について

令和6年5月19日、国内の医療機関においてシステム障害が発生し、
同21日にその原因はランサムウェア攻撃が原因と見られることが報道されました。
その後、警察の捜査で6月7日に個人情報漏えいが確認され、
同11日に患者に関する約4万人の個人情報が漏えいしたとの発表がありました。

【ランサムウェアとは】
・感染するとサーバ、端末等に保存されているデータを暗号化する
・データを使用できない状態にする
・データの復号と引き換えに金銭を要求する
・盗み出した情報をリークするといった脅迫する
などの不正プログラムです。

ランサムウェアに感染するとその企業、事業者だけでなく、
その取引先等の関連企業も悪影響を受けます。
この機会にサイバーセキュリティについて再度確認し、
引き続き被害の未然防止のため、下記対策の徹底をお願いいたします。

【被害の未然防止対策】
・不審な電子メール、ファイル等を開封しない。
・添付ファイル付きメールやリンク付きメールは、
送信元への確認を行うなどその真偽を確かめる
・不用意にメールの添付ファイルを開いたり、リンク先にアクセスしない
・OS、ソフトウェア等の更新ファイル、パッチファイル等の適用
・ウイルス対策ソフトの導入及び最新パターンファイルの適用
・リモートデスクトップサービスやネットワーク機器の脆弱性対策
・パスワード変更(推測されにくい文字列を設定)
・IPアドレス制御等により、外部からサーバへのアクセスを制御
・多要素認証の導入
・外部ネットワークと切り離したバックアップデータの保存

併せて、システムを利用する一人一人の危機意識の向上を図り、
感染防止に努めてください。

また、万が一ランサムウェア等のサイバー犯罪被害を認知した場合には、
速やかに警察に通報していただきますよう、ご周知をお願いします。

群馬県警察サイバーセンターのX(旧ツイッター)では、
サイバー犯罪被害の防止に関する情報等を発信しています。

X(旧ツイッター)のアカウント名は「@gp_cybercenter」です。
ぜひ確認とフォローをお願いします。

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