このたびはホームページをご覧頂きありがとうございます。宜しくお願い致します。
沼田利根医師会は群馬県北部の沼田市、みなかみ町、片品村、川場村、昭和村の1市1町3村からなる沼田利根保健医療圏の医療機関を会員として当地区の保健、医療、福祉に関する活動を行っています。
当地区の特徴として群馬県の約4分の1を占める広い面積(約1,765K㎡)に人口79,188人(2021年4月調査)と過疎化が進みつつあり、森林面積が圏域の86%を占め、多くの医療機関は中心部の沼田市に集中しています。
沼田利根医師会は令和4年6月末現在でA会員37名、B会員63名の計100名で地理的に周囲から隔離されたこの地域で完結される医療を目指して住民の診療等に取り組んでおります。
会長 林 秀彦
医師会として現在行っている事業について紹介致します。
- 沼田准看護学校:昭和31年から医師会立の准看護師養成所として運営し毎年20数名の准看護師を育成し地域医療のマンパワー育成に貢献しております。
詳しくは准看護学校のホームページをご覧下さい。
沼田准看護学校 - 沼田利根医師会休日夜間急患診療所:昭和43年に休日急患診療所を開設し平成26年に夜間小児救急診察室(平成14年に開設)を統合し日曜祭日と平日の夜間の内科、小児科の一次救急に対応した診療を行っておりました。しかし令和2年からの新型コロナ感染の蔓延で一時休診となり令和3年1月から感染防止に対応しながら休日の診療のみ再開しています。
- 沼田利根地域産業保健センター:平成8年から従業員50名未満の事業所の健康相談、個別訪問指導、産業保健の情報提供などを無料のサテライト方式で行っておりますのでご活用下さい。
- セミオープンシステム:平成9年から独立行政法人国立病院機構沼田病院と「ダイレクト予約システム」やクリニカルカンファランスによる病診連携システムを構築・活用しております。
- 介護認定審査会:平成12年からの介護保険の導入に伴い利根沼田広域圏の審査会に当医師会会員が参加し中心的役割を果たしております。
- 健診・予防接種:沼田利根の市町村からの委託により特定健診や各種がん検診、各種予防接種を各医療機関で個別に対応しておりますのでご利用下さい。特に平成30年度から胃がん検診に内視鏡検診の併用を導入しました。
- 卒後研修会:医師会会員を対象にした卒後研修会としての学術講演会をほぼ毎月開催しております。圏内の薬剤師さんや保健師、看護師さんも出席可能です。またコロナ禍の現在はWebを利用したオンライン講演会となっています。
- 医療介護連携相談室:地域包括ケアシステムの構築の一助として在宅医療と介護事業の連携が求められており、平成30年4月から沼田利根市町村の委託事業として「ぬまたとね医療介護連携相談室」を開設しました。
窓口の事業などについては「ぬまたとね医療・介護連携相談室」のホームページをご覧下さい。
ぬまたとね医療・介護連携相談室 - 発熱外来兼地域外来・検査センター:新型コロナ感染症流行に対応して令和2年4月から群馬県及び市町村からの要請委託にてドライブスルー方式で発熱患者のPCR検査と診療を行っており令和3年度末までは継続する計画となっています。
平成26年に高橋場町の旧メディカルセンターから新築した上原町の沼田利根医師会地域医療センターに事務局を移転し、沼田准看護学校の運営と休日夜間急患診療所の事業も同センターで行っており医師会として上記の多数の事業を展開しております。
今後も会員相互の連携、親睦も大切にして地域住民や関連行政のニーズに対応すべく、特に現在行われている新型コロナワクチン接種については会員施設での個別接種のみならず市町村と連携して集団接種に力を注ぎ医師会員全員参加で接種を加速し県内でもトップクラスの接種率を挙げております。